思い出のつまったランドセル。
アルバムや成績表の保管ができるけど、
他に使い道はあるのだろうか?
捨てるのにも勇気がいります。
祖父母の形見だとしたらなおさらです。
大切なものだったけど・・・
卒業したら永遠に使わないであろう代物です。
場所もとるし結構、重たくもある。
断捨離するにはもってこいのアイテムかも。
そんな方々へ寄付やリサイクル、
リメイクといった手段もありますよとの紹介です。
ミニランドセルや財布など小物へのリメイクは、別記事でご案内しています
ランドセルの寄付活動について
ランドセルの寄付事業を行っている団体は、企業の社会貢献活動やNGOなどがあります。
また、リサイクルショップなどが他のリサイクル品と一緒にランドセルを受け取り寄付活動している場合も。
方式は大きく2つにわかれます。
・自宅から寄付事業団体までの送料を払うもの。
・送料が含まれた1000円から2000円程のお金で受け取ってもうらうもの。
ランドセルの寄付事業は、送られてきたものを「ハイ!受け取りました」とコンテナに詰めて送り届けるのではありません。
いざ、受け取ってから大変な作業があります。
選別→検品→クリーニング→梱包→保管→輸送・配送~からの寄付です。
大雑把ですが、たくさんの人々の手を経てやっと、寄付がなされます。
時間や労力と経済的負担で成り立っているんですよね。
2章で無料で寄付する方法にも触れますが、一般的な「ランドセルの寄付事業」は送料又は1000・2000円が必要です。
これらの費用も立派な寄付の内だと思い貢献したいですね。
ランドセルの寄付事業団一覧
NPO法人JIYU
CSR(社会貢献活動)やリサイクルSHOPの活動と違い、
支援で得た金額を全額、寄付に充当する寄付支援活動団体。
文具とリサイクル品も受け入れ体制があります。
支援先は、ベトナム・タイ・カンボジア
1箱1000円以上の支援金より受付
クラレ「ランドセルは海を越えて」キャンペーン
NHKドラマのマッサンでヒロインを演じたシャーロット・ケイト・フォックスさんやアルパカCMでお馴染み。
ランドセルの人工皮革「クラリーノ」の製品開発元。
CSR(社会貢献活動)においてランドセルの寄付活動を長年、実施されています。
送料のみ
※毎年、1月の初旬から活動されています。
詳細が分かり次第、詳述します。
ECO Trading
リサイクルSHOPなどを他店舗経営されている愛知県の株式会社ウォーク。
宅配回収形式でランドセルの寄付を受け付けておられます。
主にフィリピン、タイへなどアジア地域への寄付活動に従事。
NGOチャイルド・ファンド・ジャパン(Child Fund Japan)の参加企業。
送料のみ
※ランドセルの他に、衣類・食器・おもちゃ・ぬいぐるみ等の寄付も可能
国際協力NGOジョイセフ(joicfp)
国内外多岐に渡り社会貢献活動を展開、その内容は多岐にわたる。
クラレのランドセル寄付事業と協力関係にあります。
2004年からモンゴルとアフガニスタンへ計216,285個のランドセルを送り届けたそうです。
1800円の寄付金+送料
※寄付金は書き損じハガキハガキで代替可能
ワールドギフト
幅広い種類のリサイクル品が受け入れ可能
これまで82カ国に寄付をしたそうです。
運営団体は国際社会支援推進会
寄付+宅配集荷送料込み
箱の大きさで変化~2400円/2900円/3700円
ランドセルの寄付を無料でするには?
ランドセルのリサイクル(無料引き取り・無料引き渡し)が開かれることも。
市町村区の公的機関、役所が主催しています。
卒業シーズンから入学シーズンにかけての間は、役所発行の広報誌やWebサイトのチェックをしてみることをオススメします。
地域で社会活動をしている方々(PTAなど)が学校毎にランドセルを集めて寄付活動をされていることがあります。
卒業した小学校又は、地元の小学校のホームページを訪れてみることをオススメします。
もしかしたら、寄付活動をなさっているかもしれません。
最近は、海外からの帰国子女に加えて外国籍をもつ子供たちも日本の小学校に入学・転入してこられます。
そんなランドセル文化を知らなかった子供たち用にランドセルをストックして貸し出しをするケースがあるようです。
実は田舎でも、ランドセルの需要があるのだと小耳にはさみました。
地元の学校に「協力できますよ」と声がけしてみるのも“有り”だと思います。
役所・役場など公共施設の掲示板に「ランドセル譲ります」の張り紙を許可している自治体があります。
見たことがあるぞという方は、活用してみて下さい。
案外、すんなり近くの人のお役に立てるかもしれません。
逆にお金をもらえるのがフリーマーケットなどのフリマ市場です。
近所のバザールからヤフオクやメルカリなどの利用があげられます。
ヤフオクで相場を調べると数百円から数万円の値がついていました。
数年から6年使用したランドセルは数百円から数千円での落札がほとんどでした。
状態が良く新しいほど値がつくようです。
私の印象では、メルカリの方がいい値段で落札されていましたよ。
あと、ジモティーという掲示板でも活発に中古のランドセルのやりとりがあります。
リンク
ランドセルをリメイクするという手段
さすがの革製品。
もちろん合成皮革でも作れる種類がたくさんあります。
どれも一生モノで一点もの。
廃棄するのが本当にもったいない。
- 財布
- コインケース
- カードケース
- スマートフォンケース
- 小物トレイ・小物入れ
- 名刺入れ
- ブックカバー
- 手帳カバー
- キーホルダー
- ミニランドセル
- パスケース
- キーケース
- ペンケース
- 眼鏡ケース
- アルバム
- 写真たて
- ベルト
リメイクをしてくれるお店が増えてデザインの幅も広がっていますね。
ランドセルの寄付に関しては、こちらも参考にしてください。
こちらもCHECK
ランドセルをリメイクしてくれるお店一覧~財布からミニランドセルまで
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まとめ
ランドセルを手放すとしたら、どんな方法があるかをまとめました。
ランドセルの寄付を無料で受け付けている場所は確かにあります。
地域のコミュニティーや役所・学校などです。
ただ、確実に寄付できるところは「送料」や「手数料」を払って国内・海外に慈善事業として活動されている団体や企業になります。
また、フリーマーケットに出品してお金をもら選択もありますね。
大切なランドセルをどうするか、ご参考の一助となれば嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。