歯磨きの最適タイミングは?磨き方の3つのNGを知っておこう!
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歯医者さんで歯磨きの仕方を色々聞いたので、
というか、叱られたので、
忘れない内に備忘録として、記しておこうと思います。
やってはいけない歯磨きの仕方。
目次
歯磨きのタイミングはいつが最適?
歯磨きをいつするのか?
その問はなぜ歯磨きをするのかと関わりがあります。
「食べかす」を取り除くことや「汚れ」を取ることも大事です。
しかし、歯医者さんによるとプラークを取り除くことが主目的なんだとか。
プラークとは、歯垢~白くてネバネバした歯周病や虫歯の原因となる細菌のことです。
いくら歯の表面をピカピカに磨いても「プラーク」が歯の隙間や歯茎に残っていたら、歯磨きをした意味がないよと、歯医者さんに教えられました。
歯磨きをする目的や意義は、わかった。
では、いつのタイミングでするのか?
ここで、混乱してしまったのです。
歯医者さんによって、言うことが違う!
歯垢の除去を定期的にする行きつけの歯医者さんと歯並びの治療をしてもらっている口腔歯科のお医者さんとで言うことが違うんです!
いつ歯磨きをするのが最適か?
両者のアドバイスを忘れない内にこっそり、書いておきます。
食後すぐはちょっとまった!
定期的に歯を綺麗にしてもらっている家近くの歯医者さんの意見。
食後すぐは、口の中が酸性に寄っていることが多いので歯のエナメル質が弱くなっています。その上で歯磨きをすると歯の表面にダメージを与えるんだとか。
歯磨きをするなら、食後1時間程度を空けてからしなさいと。
食べかすを落としたいのなら歯ブラシの横側で優しく撫でるようにブラッシングするか、ガムを噛んだりマウスウォッシュをススメられました。
よって、歯磨きのタイミングは朝は起きてすぐと夜は寝る前が最適。
昼は例の優しくブラッシングかガムやうがいなどのケアが効果的なのだと。
歯磨きは毎食後なるべく早く!
口腔歯科の歯医者さんの方からの意見は逆でした。
食後の歯磨きでエナメル質が傷つく云々~、あれは誤解だと。
虫歯とは違う疾患の実験から導き出された通説なので気にするなと。
プラークの除去は、食後のなるべく早くに磨くことで口の中に残った糖質と結びついて酸が発生するの抑制できるのだと。
酸が歯を溶かす「脱灰」を防ぐために早く食後に歯を磨くことが大切ですよと。
で、どっちよ?
二人の意見を思い出してる内に混乱しそうです。
ネット上のお医者さんの意見でも、真っ二つにわかれていました。
が、歯垢(プラーク)を除去することの大切さは二人の意見に同じだったから。
結論は、チャッチャッと入念の二刀流にすることにしました。
チャッチャッとは、軽く優しく歯と歯の間の汚れと歯と歯茎の間に歯ブラシを当てて磨くこと。
入念は、歯の表面や裏側とチャッチャッをもう一度すること。
表現の仕方は違いますが、二人の歯医者さんにこんな風に磨いたら良いということですか?
と、聞いたら「そうです!」の回答をもらいました。
寝起き、毎食後、寝る前の4回歯を磨くことに。
(朝や昼のどちらかは食べないことが多いので4回)
私なりの結論ですが、口の中のプラークを除去することを主眼に歯磨きを心がけると良いのだと思います。
何気に毎日やっている歯磨きでも目的を知ると歯磨きの効果が上がるという話でした。
歯磨きの仕方にまつわる3つのNG
皆が毎日、やっているが間違いだらけの歯磨き習慣。
ライオン株式会社の調査(2014年)によると、「歯磨きに自信がある」という人の8割が間違った磨き方をしていたのだとか。
私もドンピシャで間違いとされる歯の磨き方をしていました。
そのおかげで、歯医者さんにたくさん説明(説教?)してもらいました。
以下、歯医者さんに教えてもらった3つのNGをあげていきます。
歯ブラシを濡らさない!
歯磨きをする前に、歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉をつけていませんか?
これは、間違いだそうです。
濡らすと歯磨き粉がすぐに泡立ち磨いた気になってしまうからです。
歯の磨き残しがあっても、口の中の泡を吐き出す必要から歯磨きが中途半端になってしまうのです。
また、歯磨き粉に含まれる「フッ素」は水に濡らすことで濃度が低下してしまいます。
「フッ素配合」の歯磨き粉を使う場合は、うがいも少量の水ですることが良いとされています。
水に濡らすと研磨剤の効果も低下します。
研磨剤が薄れて歯ブラシが濡れていると、滑りがよくなるので歯の表面の汚れを磨く力が弱まります。
研磨剤で強く磨いたり、磨き過ぎるのもよくないですが歯ブラシを濡らすと効果も期待できないということです。
ゴシゴシしない!
「歯茎を強く刺激してやることが大事」だと、思っていました。
歯茎を磨きすぎているから、歯茎が後退してますよと言われました。
げっ!?
間違ったことをしていました。
歯と歯茎の間にブラシを当ててやり、優しく細かい動きで磨くのだと教わりました。
歯の表面も「ゴシゴシ」と磨いてはダメなそうです。
「磨いた!」感はありますが、エナメル質を傷つけてしまいます。
研磨剤が入っていると尚更です。
ほどほどの力、歯ブラシの毛先が広がらないほどの圧で小刻みに動かすことがコツだそうです。
ゆすぎは少しでいい!
ウソ!?
しっかりと「ゆすぐ」ことが大事だと思っていました。
最近の歯磨き粉には「フッ素」が含有されていることが多いです。
このフッ素を、口をゆすぎすぎると洗い流してしまうのです。
小さじ2杯分程度の水で十分だそうです。
歯を磨いてから、30分くらいは何も口にしないことが有効成分「フッ素」が歯を強くする効果を促すために有効なんだとか。
歯ブラシを「濡らし」て「ゴシゴシ」と洗い、豪快に「うがい」をしていましたが間違いだらけだったようです。
歯磨きはデンタルフロスか歯間ブラシを加えるとなお良し
最近の歯医者さんってよく説明してくれますよね。
馴染みになったせいか、質問すると長い間話してくれます。
で、おすすめの歯ブラシや換え時などをたくさん教えてもらいました。
(営業だったのかも・・・。)
どの歯医者さんにもおすすめされた歯間ブラシ、デンタルフロスについてです。
歯間ブラシは取っ手のついたもので形状はいろいろ、デンタルフロスは糸状のものを一般的にいいます。
デンタルフロスだと、糸状のものを手に絡ましてから使うので面倒ですが歯茎の奥まで届いたり自由が効きます。
歯間ブラシは、手を濡らさずに手早くできますが自分の歯と売っている歯間ブラシのサイズを合わさなければなりません。
歯磨きの主目的を歯垢(プラーク)の除去とすると、歯ブラシだけでは限界があります。
プラークを落とすに長けた道具が歯間ブラシやデンタルフロスです。
あるとないとでは、大違いですよ。
歯をしっかり、磨いた後に歯間ブラシやデンタルフロスを使うとプラークが残っていたことを発見することはよくあります。
歯医者さんにもよく置いてありますよね。
基本、1日に1回夜の歯磨きの後に使うと良いようです。
使ったことのない方は、一度使うことをおすすめします。
歯をみがいた後でも、ガッツリと歯垢が取れますよ。
まとめ
歯医者さんで歯の磨き方のレクチャーを受けました。
自戒を込めて、備忘録として記しました。
毎日していることですが、間違ったやり方だと意味がないですもんね。
間違ったままの人が多すぎる!らしいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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